心疾患リスクは必ず立体的な画像診断を!

冠動脈のチェックはMRIよりCTを優先

急性心筋梗塞は、心臓に栄養を送る血管が突然つまり、心臓構成する心筋が壊死した状態のこと。30分以上の激しい胸痛をともない、発作による死亡例の約半数は3~4時間以内という、救急疾患の1つだ。

ただ、これも全てが一瞬で起こるわけではない。動脈硬化を主な要因とした冠動脈の詰まりが、発症に結びつく。要はいかに動脈硬化を防ぎ、かつ適正な検査を適正なタイミングで受けるかが重要となる。

基本検査は心電図。心筋の状態を表すST派の変動を見て、壊死状態になっていないか、チェックする。一方、手軽に発症リスクを調べる検査として、心筋梗塞マーカーも活用性が高い。これは心筋の構成成分であるトロポニンをチェックする事で、心筋のダメージをはかるというもの。また手軽なだけでなく、心電図に現れないような初期の心筋梗塞も発見できることもあり、精度も高い。

動脈硬化の症状がみられたら、心臓CTで定期的な検査を行う。冠動脈の狭窄やプラークは、心臓MRIよりも心臓CTの方がクリアにチェックできることで知られる。心エコーやX線撮影よりも、立体的な画像診断で、より正確に血管の詰まり具合を見ておくようにしたい。

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