40代 検査項目最強の組み合わせ

40代は胃や食道など、消化器系のがんに対する注意が必要な時期。X線検査や便潜血検査を受診し、胃や大腸に異常がないかチェックしよう。

●推奨受診頻度:2~3年に一回

BASIC検査

●基礎健診:全身・血液
・対象となる病気:糖尿病、肝炎、肝硬変など
・費用目安:9000~1万円

血糖値やγ-GTPなどの肝機能値に引き続き注意。

○糖尿リスクは空腹時血糖値とHbA1cに注意
基礎健診で測る血糖値は、空腹時血糖値だけでなくHbA1cにも注目したい。空腹時血糖値が一時的な血糖値を示す数値なのに対して、HbA1cは過去1~2ヶ月の血糖状態を表す項目。より平均的な血糖値を把握できる数値としてチェックしておきたい。目安としては空腹時血糖値は111以上だと異常あり、HbA1cは5.9~6.4%はグレーゾーン、6.5%以上だと糖尿病の疑いがあるので注意。

●X線検査(上部消化管):胃・食道
・対象となる病気:胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、食道がんなど
・費用目安:1万5000円

がんリスクが高まり始めたこの年代は、まず胃がんに注意。

●便潜血検査:大腸
・対象となる病気:大腸がん、大腸ポリープ、消化器官系のがん
・費用目安:2000~3000円

大腸をはじめ消化器官系がんの早期発見に有用。費用も安い。

●超音波検査(腹部):肝臓・胆嚢・すい臓
・対象となる病気:肝炎、肝臓がん、胆石など
・費用目安:5000~6000円

症状の出にくい肝臓の検査は、定期的に受診するのがポイント。

○一生に一度でいいので肝炎ウイルスも検査
・対象となる病気:B型、C型肝炎なd
・費用目安:1000~2000円

成人後はほとんど感染しない肝炎ウイルスだが、一度は検査を受けて万全を期したい。

○喫煙者は特に注意
喫煙や飲酒の習慣がある人ほど大腸がんの発症時期は早い。喫煙者は肺がんだけでなくこちらも注意。

・喫煙&飲酒:7.8年早く発症
・喫煙のみ、飲酒のみ:5.2年早く発症

●PET検査:全身
・対象となる病気:各部位のがん
・費用目安:10万~30万円

全身のがん細胞を一度の検査でチェックできる。費用はかかるが一回は受けておきたい。

○全身検査で負担が少ない
苦手な部位はあるが一度のスクリーニング検査で全身のがん細胞をチェックできるのがPET検査。そろそろ本格的な検査を、という場合は早期発見の手立てとして有効だ。

●MRI検査(体部&頭部):全身
・対象となる病気:肝臓がん、すい臓がん、脳梗塞など
・費用目安:1万5000~6万円

脳を始め肝臓や前立腺など、断面画像で病変部をチェック。

○PETが苦手な肝臓をフォロー
MRIの特徴はPETで苦手な肝臓や胃といった部位のチェックも得意とする。より緻密ながん細胞の有無を検査するならぜひ利用したい。

・PETが苦手な部位:肝臓、胃、前立腺、脳

●CT検査(胸部):肺
・対象となる病気:肺がん、肝臓がんなど
・費用目安:1万~2万円

人体の横断面で病変をチェックする画像診断。肺がんリスクを把握。
○喫煙者ならそろそろ受診を検討
喫煙歴の長い人は、ぜひ押さえておきたいのがこの検査。肺炎や肺がん、気管支炎の病変をより正確にチェックしたいなら定期的な受診がおすすめ。

40代編まとめ

飲酒や喫煙など、生活習慣の歪みが病変となって表れやすくなるのもこの時期。基礎健診ではALTやAST、γ-GTPなどの肝機能の数値をとくにチェックしておきたい。PET検査は他の検査より高額だが、一度はこの時期に検査を受けておきたい。

費用概算(最低)

基礎健診:9000円
X線検査(上部消化管):15000円
便潜血検査:2000円
超音波検査(腹部):5000円
PET検査(全身):10万円
MRI検査(体部&頭部):15000円
CT検査(胸部):1万円

合計:15万6000円~

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