60代~ 検査項目最強の組み合わせ

がんの発症リスクがいよいよピークを迎える60代以降は、少々の手間や負担があっても、CT検査やMRIなどの精密な検査を受診したい。

●推奨受診頻度:1~2年に一回

BASIC検査

●基礎健診:全身・血液
・対象となる病気:糖尿病、肝炎、肝硬変など
・費用目安:9000~1万円

60代の基礎検診は血液検査を中心にして心臓の障害をチェックできるものを選ぼう。

●大腸内視鏡検査:大腸
・対象となる病気:大腸がん、大腸ポリープなど
・費用目安:2~3万円

症状がでにくい大腸がんは定期的な検査が必要。一度は内視鏡による精密な検査を。

●便潜血検査:大腸
・対象となる病気:大腸がん、大腸ポリープなど
・費用目安:2000~3000円

手軽に大腸や消化器系の障害を調べるなら便潜血検査を優先。費用も安い。

●CT検査(胸部):肺
・対象となる病気:肺がん、肝臓がん
・費用目安:1万~2万円

年齢とともにリスクが高まる肺がんについては、CT検査で精密な検査を済ませておきたい。60代以上は非喫煙者や症状がない人も必須項目だ。

●X線検査(上部消化管):胃・食道
・対象となる病気:胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、食道がんなど
・費用目安:9000~1万円

罹病率の高い胃がんについては、上部消化管のX線検査でフォロー。検査前夜は絶食など制限はあるが、食道などや十二指腸の病変も調べられる。

●胃内視鏡検査:胃・食道
・対象となる病気:胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、食道がんなど
・費用目安:1万5000~3万円

X線検査で異常があれば、十二指腸とともに、内視鏡検査で診断を確定しよう。がんの疑いがある場合は、腫瘍マーカーや顕微鏡により組織検査に移行する。

ADVANCED検査

●PET検査:全身
・対象となる病気:各部位のがん
・費用目安:10万~30万円

60代以降は特定の部位だけでなく、全身のスクリーニング検査を定期的に受診したい。

●MRI検査(頭部):脳
・対象となる病気:脳梗塞、脳出血など
・費用目安:1万5000~6万円

60代は脳卒中リスクがさらに高まる世代。MRIなら脳動脈瘤の早期発見も可能だ。
特に隠れ脳梗塞をチェック。

●PSA(腫瘍マーカー):前立腺
・対象となる病気:前立腺がん、前立腺炎など
・費用目安:2000~4000円

初期症状が殆ど出ない前立腺は、PSAといおう腫瘍マーカーで定期的にチェックするのが基本。

60代編まとめ

60代はある程度の身体的負担は犠牲にしても、胸部CTや内視鏡検査など、より精密な検査の受診をおすすめしたい。がんや脳梗塞など重篤な病気が発見されても、早期であれば予後の改善や進行を出来る限り止めることは可能だ。全身の検査を心がけたい。

費用概算(最低)

基礎健診:9000円
大腸内視鏡検査:2万円
便潜血検査:2000円
CT検査(胸部):1万円
X線検査(上部消化管):1万5000円
PET検査(全身):10万円
MRI検査(頭部):1万5000円
PSA(腫瘍マーカー):2000円

合計:17万3000円~

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